元コンサルで躁鬱なニートの日常

コンサルタントを退職したので、ブログ名を「躁鬱のコンサルタントの日常」から「元コンサルで躁鬱なニートの日常」に変更しました。躁鬱で悩みながら生きていく様を自分の記録用に書いています。

15_久しぶりの躁鬱の発症

こんばんは。

 明日からまた仕事で気が重い・・・という方、沢山いらっしゃると思います。

無理なさらないでくださいね。身体に訊いて、無理ならば休みましょう。

身体を壊したら元も子もないので。

 

さて私ですが、先日体調を崩し、なんとそのまま躁鬱が再発してしまい、ずっと会社を休んでいます。まあ有給ありますしね。会社からも無理に来るなと言われていますし。

 

朝起きるとまず頭痛、その後吐き気。

朝それらの症状が酷くて、夜に向けて治っていく。

 

これ、何度経験しても、辛いんですねぇ笑

 

再発いつぶりだろう。1年以上空いたかな。

以前に比べて、躁鬱への対処が上手くなってきてはいるんですけどね。

 

今回の発症の感覚はこれまでとは違う。

何が違うって、仕事が捌けているのに発症したということ。

 

これまで仕事が捌けていなくて、体調崩して躁鬱になるということはあったのですが、この感覚は初めてです。

 

頭(意識)では「大丈夫」と思っているんですけど、身体は真逆の反応。

もう身体が受け付けてないんですね、今の生活を。

 

これは危険信号だと直感しました。

今までと違うと。

 

そんな中、なんとか乗り越えようと、ネットや本でこの困難を乗り越える参考になる考え方をとにかく探しました。

 

そんな中見つけたのが、養老孟司さんのインタビュー動画。

youtu.be

 

”頭で考えすぎて、感覚を見失っている。

もっと感覚に身をゆだねろ。

最終的には身体で判断しろ。どっちが気持ちいいんだよ。”

 

ハッとしました。

自分は身体に嘘をついていたと。

自分の身体が悲鳴をあげているのに、ないがしろにしていたと。

思えば、最近頭であれこれ考えて気持ちを押さえつけ、身体にいいことしてなかった。

 

会社にはずっと不満がありました。

業務体制を整えてくれと2、3年前から訴えてきましたが、「わかった」と口では言うものの一向に改善されない。

自分の言っていることを真剣に考えない会社にこのまま居て、身体だけが悪くなっていく。そんな人生でいいの?と思いました。

 

身に付けたいな〜と思っているスキルもあるが、今の環境では身に付けることができない。

 

そして私の気持ちの揺らぎに畳み掛けたのは、妻の言葉でした。

妻とは付き合い初めからずっと離れ離れ、結婚後も別居婚を続けているのですが、会社に異動させてくれと言っても、「来年異動させる」と毎年言われ続け、異動できていませんでした。当然別居しているので、子作りもままならない状態が続いています。

 

そんな妻に「元気じゃない人から元気な赤ちゃんが生まれると思う?自分の身体に正直にならないと。」と言われました。

 

この言葉はかなり身にしみました。

また養老さんの言葉を噛み締めていた時だったので、なおさらです。

 

今やっている仕事は、なかなか携われないものだということは分かっています。

この仕事に携わることで社内ではある一定、スキルを持っていると認められる。

しかし、それは身体を壊してまで、そして家庭を壊してまでやることか、と改めて考えました。

 

答えはNoです。

 

ということで、先週上司に身体が付いていかないので辞めたい旨を伝えました。

「考え直してくれ」と、今かなり退職を止められていますが、気持ちは変わっていません。今週改めて退職を伝えようと思っています。

 

そしてまずは一旦仕事を辞めようと思っています。転職先は決まっていません。一旦何もかも白紙に戻し、妻と暮らしながら決めて行こうと思っています。国も生活を支援する色々な制度を設けていますし、死ぬまではいかないと思っています。それに身体が元気なら、働こうと思えば働けます。

 

「まあいいや。何とかなるだろ。」

この割り切って考えるという方法は、私がこの数年で身に付けた躁鬱に対処する方法のひとつです。

 

「そんなことで対処できるわけがない」と思う方もいらっしゃると思いますが、嘘だと思って口に出してみてください。しかも大きく息をつきながら。

 

結構私は効くと思っています。

色々な物事を”受け入れる”言葉だと思っていますが、「受け入れる」ことでその物事をこれ以上深く考えないようになります。

変に悩みに陥るのを防ぐことができます。

 

今まさにこの時間、鬱で苦しんでいる方へ。

 

「明日どうなってもいっか。何とかなるだろ。」と、割り切って大きく息をつきながら口に出してみてください。

 

そして今日はもう何も考えず、寝ましょう。

明日の朝、会社に行けるかどうか、明日の朝身体に訊いてみましょう。

もし感覚に訊いてみて「無理!」と思えば、迷わず休みましょう。

 

とにかく自分の身体を労わることが大切だと思います。

 

ではでは。