08_やりたい仕事とやりたくない仕事
タイトルが1つ前と似ていますが、1つ前の投稿と併せて考えた事をつらつらと書きますね。
やりたい仕事とやりたくない仕事ってありますよね。
「やりたくない仕事なんてない」と言う人もいるでしょう。
「やりたい仕事しかしてない」と言う人もいると思います。
「そもそも、仕事にやりたい事とやりたくない事の区別なんてない」と言う人もいるでしょう。
ただ、1つ前の投稿で、私は「仕事をやりたい事とやりたくない事の2つに分けていて、やりたくない事をする事は社会的な務めである」という考えを持ちました。
以上の考えのもと、下記、書いていきますね。
まず私は、仕事とは、広義には、「人間の行為全て」を指すと考えました。
つまり人間は、仕事をしなければ生きていけないわけです。
水を飲むことも仕事、金を稼ぐ事も仕事、寝る事も仕事です。
仕事とは人生の時間つぶしです。
仕事(人間の行為)には当然、やりたい事とやりたくない事があります。
私は食べる事が好きなのですが、そもそも不味いものが分かってこそ、美味しいものが分かると考えています。
同様に、やりたい事は、やりたくない事があってこそはじめて成り立つものだと思います。
やりたくない事があって、はじめてやりたい事がある。逆も然り。
やりたくない事が分かれば、なるべくしたくないと思う人もいるかもしれません。
特に会社での仕事(狭義の意味)で、そう思う人はいるのではないでしょうか(私も先程までそうでした)。
でもこう考える事はできないでしょうか。
やりたくない仕事をやる事は、普段の自分では気がつかない事を教えてくれると。
私は毎週、映画館で映画を見る事にしています。
それは、見たい映画がある、なし関係ありません。
見たくない映画しかなくても映画を見ます。
なぜならば、見たい映画だけ見ていると、視野が狭くなるのではないかと考えているからです。
何かを発想するためにはできる限り多くの情報に触れる事が大事で、そのためには好き嫌いをなくす事が必要と考えています。
その考えを仕事にも応用できるのではないかと、考えたんです。
したくない仕事をする事で、普段の自分では気がつかない事に気がつくのではないか、自分が思ってもいなかった影響を受けるのではないか、という事です。
映画もそうですが、これは苦行である事は間違いありません。映画でもキツイので、仕事となると尚更です笑。
でも、「仕事は、やりたい事とやりたくない事の両方をやる事であり、やりたくない事をやる事でやりたい事が明らかになる。やりたい事をやる事で幸せを感じるし、やりたくない事をやる事で視野が広がる。やりたい事とやりたくない事は表裏一体だ」と思えば、仕事(狭義および広義)に対する気持ちが少し楽になりませんか。
今後私は、「会社での仕事はやりたくない事で、社会的な務めであり、視野が広がる可能性があるもの。プライベートの仕事はやりたい事で、幸せを感じるもの。そのどちらも自分が生きる上では必要な事。」と思う事にします。
ではでは